「いのちと放射能」柳澤桂子さん・著(560円+税)
筑摩書房から、ちくま文庫「いのちと放射能」柳澤桂子さん・著 が出版されました。
この本を、MさんとNさんとお二人から、9月の中ごろにおすすめされたんです。
Mさんは、ブログに書いてくれてて、
Nさんは「生命科学者の立場からの本です。ぜひ読んで見てくださいね」と、メールをくれたんです。
買いに行こう!と思いながら、ばたばたと走り回る日常で置き去りになっていたところ、
昨晩、Hさんのおうちでお夕飯をご馳走になっていたら、
「あっ、Mさんがこれ読んでみて!って渡されてたの。」って、
貸してくれたのでした。
早速、ぽぽみと一緒にベッドに入ってから、寝息を聞きながら、
読んでみました。
柳澤桂子さんの文章は、透明感があって、元々素敵だと思っていました。
(でも、柳澤さんが、「放射能」の本を書かれていたことを知りませんでした。それも責任を持たねば。と立ち上がっていらしたことも今回、知りました。)
本の帯には、坂本龍一さんから「放射能はなぜ怖いか。その理由がわかります。」とあります。
ほんとうに、平易で端的な表現で(理想)、よく分かるのです。
そして、この文庫が、チェルノブイリの事故の後、1988年11月、地湧社より刊行された本に、
今年「文庫版への長いあとがき」を加筆された本だということが分かりました。
そして、最後に、13ページに渡って、三陸で六ヶ所の再処理工場の問題に取り組んでこられた、永田文夫さんの「解説」が付いています。
色々書きたくなっちゃうのですが、各自におまかせします。
ぜひ、読んで見てくださいね。
ももんが店員 まぼより