こんにちは。
ももんがの井上です。
1997年4月に、長崎県の諫早湾の潮受け堤防の排水門が
閉め落とされました。
ギロチンとか、ムツゴロウ死滅。なんて言葉が新聞に
あの日以降11年間たち、ムツゴロウをはじめとする干潟で暮らす生き物たちが、じわじわと「いのちの水」を奪われて、声をあげられないまま、死んでしまいました。
「もういらないんじゃない?」と最近、みんなが気づきだしているけど、
昔、決めた無理で無駄な計画に従って、ずんずん進んでしまう大型開発
(道路やトンネル、飛行場、農地拡大等)のひとつですね。
沖縄のさんご礁をつぶしたり、
高尾山のおなかにトンネルを掘っちゃう私たちの国。
三権分立といっても、どの裁判でも全然、行政を歯止めになるどころか、
政府にお墨付きばかり与えてきて、みんな、がっくりの連続だったと思います。
でも、今年の6月に、佐賀地方裁判所は、排水門の開放を求める
画期的な判決を出しました。
この判決が守られるように!という、署名の呼びかけが回ってきました。
ご賛同いただける方はご協力下さい。
以下、転送歓迎です。
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題名 :諫早湾開門を求める署名にご協力を!(転載歓迎)
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みなさま(重複して受信された場合はお許しください)
よみがえれ!有明訴訟原告団、有明海漁民・市民ネットワーク、
諫早干潟緊急救済本部など6団体は、諫早湾の開門を命じた6月
27日の佐賀地裁判決に国が従い、開門調査を実施することを求
める要請書への署名を募集しています。
6月27日に佐賀地裁は、諫早湾干拓事業によって諫早湾周辺の
漁業に被害が発生したという漁業者の訴えを認め、潮受け堤防の
排水門を開放する開門調査の実施を求める判決を下しました。
今回の判決は、大規模な公共事業による環境への影響に関して、
事業実施以前の状態に近い環境を復元して調査を行い、事業のあり
方を再検討すべきだと指摘したもので、日本の環境問題の歴史の中
でも画期的なものです。
農水省は判決を不服として控訴する方針だと報じられていますが、
私たちは農水省に対して、控訴は断念し、干拓地での農業と有明海
の漁業の両立をめざすためにも、開門調査を早期に実施することを
求めています。
ぜひ多くのみなさんに、この要請に賛同していただき、私たちと
一緒に、農林水産大臣に歴史的な英断を求めることを呼びかけます。
署名へのご協力をよろしくお願いいたします。
●インターネット署名
下記アドレスのオンライン署名サイト「署名TV」のホームページ
からネット上で署名できます。(サイト上での表示は匿名として署名
することも可能です。またコメントの書き込みもできます)
http://www.shomei.tv/project-69.html
●ファックス、郵便での署名送付
以下のアドレスから署名用紙のPDFファイルをダウンロードできます。
ファックスや郵便で送付いただく場合にプリントしてお使いください。
送付先等は署名用紙に記載してあります。
http://www.isahaya-higata.net/shomei/form2008.pdf
※上記の署名サイトや署名用紙には、諫早湾干拓の問題点や開門調査の
重要性ついての詳しい解説も記載されていますので、ぜひお読みください。
※ホームページ「いさはやひがたネット」でも、関連情報を掲載して
いますの でご覧ください。
http://www.isahaya-higata.net/
※ご不明な点は下記の諫早干潟緊急救済東京事務所までお問い合わせ
ください。
諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-11-4-205 SYスタジオ内
TEL/FAX 03-3986-6490 E-mail info@isahaya-higata.net
------------以上----------------------
今回、上記ネット署名の際、送ったコメントです。
↓
今回の判決のことをニュースで知り、
諫早湾のギロチンが落ちた時の胸が苦しくなるような気持ちをあらためて思い出しました。
悲しむだけで、当時何もしなかった自分でしたが、
その後も続く、無駄な大型の公共工事をみては、
「ああ、これも、諫早湾のムツゴロウの時と同じ構造なんだ・・と気付くようになり、声をあげられない命の為に、自分も動きたくなりました。
すべてのいのちは支えあって暮らしています。
人間だけの星かのように振る舞い、ずうずうしく暮らしていくのは嫌です。
命をつなげる豊かな森がなくなり、海はサンゴが埋め立てられ、道路を作るために今もなお多額のお金を開発(自然破壊)に使い、誰も文句もいってきませんでした。
でも、その「結果」を見て、みんな驚き、涙があふれてきています。
これが続くようなら、これからの未来にとても誇りが持てません。
命を育めないような星を誰も望みません。
裁判はいつも行政の行きすぎを止めてくれるどころか、お墨付きを与えてきた印象があったので、
その中で、今回の佐賀地裁の判決には、ほんとうに希望を見つけた思いです。
佐賀地裁の判事さん、この判決を出すことの意味、分かります。
そんな中でも出してくれた、勇気ある判決。
それに忠実に沿った形で、行政の方々が次の一歩を踏み出してくださいますように!
みんなの税金を、地球を今後もいのちを育み続ける星でいられるようにという方向で使って欲しいと思っています。
どうぞ、開門調査の実施をしてくださいますように。
生き残った命をすぐにでもつなげるよう、早急に動き出してください。
どうぞお願いします。
文京区 井上雅代
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幼稚な言葉なコメントですが(いつも?)、
わたしも、今の思い&素朴なお願いをコメント欄に寄せてみました。
確かに、農地になるためにそこに営農で入った方々にとってはとても迷惑なことかもしれません。
(開門によって、今度は、海の水が農業用地に入ってしまう。と新聞にありました・・・)
それでも、大型工事には常にお墨付き判決ばっかりだったこの日本において、今回のような「見直してみる」判決を出してくれた判事さんに感謝しています。
そして、昔作った計画には多額のお金がからんでいるから、何もしないですまそうとする(かもしれない)行政の人たちと利権につながるひとたち、
裁判を長年、見守ってこられた原告の方々(日々の生活のほかに裁判を10年の重み)、
そして、なんとか生きながらえている小さな命たち(声あげられず)に、
ここにも心を寄せて、応援してる仲間がいるよ〜。って思いで署名しました。
(コメントは短く!が基本なのですが、
ついついいのちのSOSを伝える時は、止まらなくなっちゃう)
用紙をもらったものの忘れそうになっていた署名、慌ててネット署名の方にいってきました。
諫早湾の署名に参加しました。人間と同じ大切な命を、なんて軽く扱うのだろうと悲しくなります。これは大量虐殺ですよね。
ところで、先日プルトニウム輸送の記事を書いたSPA!の北村尚紀さんが、今週号では沖縄の泡瀬干潟の記事を書いています。
破綻した公共事業のために貴重な干潟やサンゴ礁の海が埋め立てられようとしているそうです。来週は店頭から消えてしまうので、こちらもぜひ!
http://spa.fusosha.co.jp/weekly/ent_4662.php
おおっ。
こんばんは。
コメントいただき、ありがとうございます。
そうなんですよね。
私も、用紙式は、たくさんの書類に埋りやすくって後回しになっちゃいます。
みなさんの声と思うと、できることをやろう!と思うので、ちょこちょこイベント時に回していただく場合は、書けるのですが、自分で用紙を渡されて、集約まで持っていくのは苦労しちゃいます。
そもそも、署名って難しいですよね。。。
いくら仲良しの友達やお客さんたちでも、ほんとうに多様な考え方があります。
ひとつの事象についても、観る方向によって、まったく違う解釈になりますもんね。
私はかなり気軽にしちゃうタイプなのですが、それをみんなに強いるのはいやなのですが、口頭でお願いしちゃうと、私を前に断れないだろうなーと思ってしまいます。
なので、MLやブログで呼びかける感じで、お誘いするほうが、自分の心に照らしても、ぴったりする感じです。
また大変ものぐさ太郎なのもので、
「ネット署名」がぴぴっとできるようになり、おのれの機動性がUPしました!
(もちろん、ネットは信頼できなくて個人情報を載せるのは嫌なの。という人もいることは理解できるんですが、、)
ただ、投稿直後、「署名しました!」と書いて、コメント部分をコピーして貼り付けたのですが、後でネット画面に戻ったらエラーになっていました。
でも、文章が長すぎたのか、まったくエラー項目がわからないまま、はねられちゃって、会社に行く時間も迫り来て、理由がわからないまま送信途中でリタイヤしたままだったのでした!
てなわけで、まだ未署名でした・・。
このことを、ほおずき市に出店したドタバタで忘れかけちゃっていました。
むざざびさんと、miyumiyuさんからいただいた、コメントを見て、思い出しましたよ。
これからネット署名してきたいと思います。
間に合うかな?
こちらこそ、ありがとうございます。
○miyumiyu さんへ
こんばんは!
ももんがの井上です。
諫早湾の署名の件、ご協力いただきありがとうございました。
営農される方の側にたつと、困るだろうなーと思いながらも、
「国の方策であろうと、NOと言って見直しを迫れる裁判所であること」を重視すると、この署名は大切だな。と思って、私もご紹介しました。
(けど、上記の通りまだ未署名でしたよ・・・口ばっかりでごめんなさい)
そして、北村尚紀さんが、沖縄の泡瀬干潟の記事を書かれているとのこと。
明日はもう火曜日で次の号になってしまっていますか??
動きがとろくって、申し訳ありませんでした。
でも、なんとか入手して、拝読したいと思っています。
また、後手後手にまわってることとして、
北村さんへのありがとうのお手紙も挙げられます。
ももんがのMLでは、先日のプルトニウム輸送の北村さんの記事のこと、そして、そちらについて寄せてくださった、miyumiyu さんのコメント(一連)をご紹介したり、みんなに「ありがとうメール作戦」を推奨しているのに、、、。
私自身が、後手後手にまわっちゃっていました。
泡瀬干潟の写真展にも行こうと思っていた時期なので、ぜひ、あわせて記事も拝見して、お手紙を書きます。
大切なことを教えてくださって、
ありがとうございました。
ももんが まぼ